令和6年7月
日にちは違いますが、7月にあった2年生の授業風景です。
小児看護援助論Ⅱは実習室で。災害看護・国際看護は教室で授業を行いました。
【小児看護援助論Ⅱ】
この日は、講義で教わったことを実習室で実践する演習の日。
前回の講義内容である『赤ちゃんのバイタルサイン・体重・身長・頭囲測定について』簡単に振り返ったあと、
先生のお手本を見学。説明を聞きながら、大事なポイントをしっかり書きとめます。




グループに分かれ、実際に一人ひとり実践です。
授業では、赤ちゃん人形を使用していますが、実際の場面をイメージし、
赤ちゃんに不安を感じさせないよう、慎重に、時には優しく話しかけながら行っていきます。






身体がまだ小さく未発達な赤ちゃんの測定は、大人の測定と違う点も。
測定時の大事なポイントをしっかり理解し、身に付けることができたでしょうか。
【災害看護・国際看護】
この日の授業の主要テーマは『保存食を試食してみよう!』でした。
用意された保存食は、“5年保存パン、7年保存水、7年保存クッキー、加熱調理不要ご飯” の4種類。


ご飯だけ、食べる前に準備が必要なため、授業はご飯の調理から始まりました。
まず、袋を開け、袋の中にある脱酸素剤とスプーンを取り出したら、調味粉末を投入。
次に水を注ぎ、よくかき混ぜたら袋の口を閉じる。これで準備は終了です。
(出来上がりまでの所要時間は60分。熱湯を使うと15分で完成するそうです。)


ご飯ができあがるまでの間、災害について学んだあと、いよいよ試食会の時間になりました。
まず一番気になるのは、ご飯が水を混ぜただけでちゃんとできているのか?ということ。
袋の開封にみんなが注目。中をのぞくと・・・、釜で炊いたご飯と見ため変わらないご飯の姿。
袋に書かれていたとおり、水を混ぜただけで、乾燥していたお米がご飯になっていました!






保存食を食べてみての学生の感想。まず、ご飯について。
味によって好みがわかれていましたが、食べやすいと好評でした。(白飯、ドライカレー、わかめ、五目ご飯の4種類)
クッキーについては、米粉クッキーは味がしない、美味しくないと不評な中、チーズ味のクッキーは美味しくて
食べやすい、と種類で評価がぱっきり。
また、パンはみんなからおいしいと好評で、7年保存水は普段飲んでいるお水の味と変わらないとの意見でした。
保存食は通常商品より少し高めのお値段ですが、非常時に備え、少しだけでも備蓄しておくと良さそうですね。


