令和5年9月28日(木)
24期生39名(内、男子8名)の戴帽式を本校体育館で行いました。
4年ぶりにご来賓の皆さまにもご出席いただき、コロナ流行前の形式での式となりました。
戴帽の儀
場内の照明が消え、戴帽の儀が始まりました。ステージだけが明るく照らされる中、看護師のシンボルでもあるナースキャップ(男子学生はコサージュ)を、一人ひとり先生からいただいていきます。
戴帽の儀が終わり、ナイチンゲール像を中心に、真っ白なキャップ(コサージュ)を身につけた戴帽生たちがそろいました。これからナイチンゲール像のともし火を、それぞれのロウソクへ受け継いでいきます。
※この受け継ぐという行為は、ナイチンゲールがロウソクを手に、献身的に傷病兵の手当てにいそしんだことに由来し、彼女の看護の精神を受け継ぐという意味合いがあります。
ナイチンゲール誓詞斉唱
全員のロウソクにともし火が受け継がれ、40本の灯りに照らされた会場は、温かく厳かな雰囲気に…。
戴帽生たちはナイチンゲール誓詞を斉唱。看護師としての心構え(精神)を誓いました。
ナイチンゲール誓詞
われはここに集いたる人々の前に厳かに神に誓わんーーー
わが生涯を清く過ごし、わが任務を忠実に尽くさんことを。
われはすべて毒あるもの、害あるものを絶ち、悪しき薬を用いることなく、また知りつつこれをすすめざるべし。
われはわが力の限りわが任務の標準を高くせんことを努むべし。
わが任務にあたりて、取り扱える人々の私事のすべて、わが知り得たる一家の内事のすべて、われは人に洩らさざるべし。
われは心より医師を助け、わが手に託されたる人々の幸のために身を捧げん。
学校長式辞(一部掲載)
戴帽生たちへ、学校長から式辞が送られました。
今日灯したキャンドルの火は、あなた方の現在の看護の知識・技術の大きさを表しており、まだまだ小さいものです。
しかし、その小さい火も共に誓詞を朗唱した39人の仲間がいれば、一つのチームとして大きい火となり、周囲を明るく照らしてくれます。
そしてその火は病を怖れ、不安と闘う患者さんに、安心と希望を与えることが出来るのです。
皆で、お互い切磋琢磨し、助け合い、頑張っていきましょう。
当日は、多くのご来賓の皆さまにご出席いただきました。
また、戴帽生を祝し、祝文・祝電もいただきました。ありがとうございました。
戴帽式を終えて
戴帽式を終えて感じたことを戴帽生たちに聞きました。
写真は、戴帽式後に教室で撮影したものです。
これからの2年半、勉強に実習に真面目に取り組んで、看護師になれるように頑張ります。
ナイチンゲールのような看護師を目指して頑張ります!!
戴帽式を終えて、改めて看護師を目指すんだなと実感しました。
学校生活は楽しいことだけでなく、大変なこともあるけど、3年間頑張っていきたいです。
より一層気を引き締めて学習や実習に励みます。
看護師になりたいという気持ちがより強くなりました。
これから実習と、国試やテスト勉強頑張ります^O^
キャップを身につけ、みんな嬉しそう。
ナイチンゲール誓詞を胸に、気持ち新たに頑張っていきましょう。