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小児看護援助論Ⅰ 授業風景

令和7年5月16日(金)
小児看護援助論Ⅰは2年生で受ける授業です。

この日はグループにわかれ、こどもの発達段階(乳児期・幼児期前期・幼児期後期・学童期)に合わせた玩具作りを行いました。

みんなでアイデアを出し合いながら、紙コップ・ペットボトル・色用紙などを使って
こどもの発達段階を考えて決めた玩具を、一生懸命制作している様子です。

完成した玩具は発表会でみんなにお披露目。
玩具の作品名・工夫した点・制作にあたって気をつけたことを発表しました。

乳児期

感触や音、視覚で楽しめる玩具を制作。
乳児が持ちやすいサイズと重さで作られていて、角のない安全な仕上がりになっていました。

幼児期前期(1~3歳)

歩き始めたり、言葉を話すようになったり、好奇心も出てくる時期。
乳児期と違い、引いて遊ぶなど、動きを楽しむことができるおもちゃが登場していました。

幼児期後期(4~6歳)

積極的に動き回るようになり、周りの世界にも興味を持ち始める時期。
パズル合わせやお魚釣りゲームなど、少しだけ頭を使う玩具を制作していました。
お魚釣りゲームはS字フックを輪っかに引っかけてとる仕組みになっていて、上手にとるために、
一工夫必要な玩具になっていました。

学童期

自分で出来ることが増え始め、さまざまなことを学習し、言語能力・認識力があがってくる時期。
こちらのグループは、微妙に表情の違う顔のイラストの中から、見本と同じものを探しだして合わせる玩具を作っていて、
認識力が自然と鍛えられるようになっていました。

どのグループもたくさんの工夫があり、実際にこどもたちが夢中になって遊びだしそうな作品ばかり。
短い制作時間だったにも関わらず、力作揃いでした。